3層パネルとはどんな材料か
大判の板材としてオーストリアから輸入されている。
商品名は「バイオパネル(三層クロスプレス)」として静岡の株式会社興和で販売されている。
■材料について
・樹種:ホワイトウッド(主にフィンランド産)と、
欧州赤松(スウェーデン・フィンランド南部産)の2種類。(比重は 0.38 〜 0.4 程度)
・寸法:原板として、t= 12,17,20,25,30,34,40 巾1,000〜1,250(厚さで違う)=5,000
・形状:幅ハギ材 合板仕様
・接着材:水性ビニールウレタン接着材
・表面の状態:片面モルダーの上サンダー仕上(80#)表面塗装ナシ
■製造について
・3層の構成は繊維方向を90°ずらしたウェブボード
・最大製作寸法は、1,250×5,500
■性能について
・ヤング係数(N/):10,000以上
・ホルムアルデヒド放散量:0.12以下
Be-h@us 以前の合理化認定工法で、合板下地床での複数回の水平構面実験を行った。その結果は、必ず合板端部の支点部分が捲り上がってしまうという結果となってしまった。これは現実の災害における建物では、床の厚いベニヤ合板が捲り上がり、柱や壁を破壊してしまうと想定される。それを避けるには、合板を10㎜程度の目透かし張りにする必要があるが、合板を下地として考えた場合、それは現実的ではない。
・合板は、これ以上厚くなると枠に発生する応力が大きくなり面材より先に枠材が破断することがある。枠材は、横胴縁で米ヒバ集成材27×95 @500
竪胴縁のパネルは構造面を4分割するより、横胴縁で5分割した方が1つのマスに加わる外力を20%低下させうるので、耐力を強化し易いし上下の枠材の間隔を小さくすることにより、合板の変形を小さくでき初期強度を強化することができる。これはより少ない変形で大きな強度を発生することができるということである。実物大の破壊実験の結果も概ねそのような結果になっている。
■性能面からは、冬期間何らかの熱源をベースに外気温が-5℃程度の時、室内表面温度が20℃を下がらず、起床時、結露の発生のない14℃程度の表面温度を維持できる。夏期は、日中の輻射熱を防ぎながら室内表面温度が外気温に限りなく近づけることができ、気密性能を1㎝以下に引き下げることが可能で(1㎝以下にしなければ換気システム等の気流のコントロールは不可能)、かつ、その性能を50年保守しながら維持できることに耐えうるもの(リフォーム、設備の更新、突然の事故、気まぐれ 等)その為には外から見て内部がどうなっているのか容易に理解できることも性能の一部であろう。
