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テックワンへの移行作業

部品図.jpg
すぐれているBe金物も、数が出ないのでどうしてもコストが高く、実際に使用される方からのご指摘もありました。やはり大量生産しないものを普及させるのは何かと問題がありました。
そこで、Be金物と同じ長所を持つテックワンへ移そうという事を決め、移行作業を始めました。
ご承知のように、Beは柱・梁・パネルなどの構造部材を部品化し、部品の組み合わせで家を作る方式ですので、1軒の家を発注するときには部品番号と数量だけですみますが、部品図なるものをあらかじめ作ってメーカーと共通の理解を持っておく必要があります。
新たに柱・梁の部品番号を作り、100枚以上になる部品図、さらに登り梁などは勾配ごとに部品図を作らないといけません。この膨大な作業を、設計支援室長の鈴木一彦を中心に、進めました。また、伏図を作るソフトBe-tool(VectorWorks)の開発・改定もほぼ完了しました。
ようやくこれらが揃い、みなさんにお使いいただけるようになりましたが、NPOを立ち上げたて以来、ここまで来るのがなかなか大変でした。
Be-worksになってから、なぜ静かなのだろうと、疑問に思われた方にもこれで少しご理解いただけると思います。
これから、さらに施工マニュアル・Constructionマニュアルも改訂に着手し、会員の方にはご利用頂けるように作業を開始いたします。

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