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断熱(材入りパネル)の実感




Bepanelcut



昨夏に竣工した施主から電話をもらった。「Sさんが言ったように、とても暖かい!」と言われた、ホッとすると同時にいろいろ説得して良かったと思う。感動・驚き?・計画の間違いがなかったことの再確認、建築を設計していて一番嬉しい瞬間だ。施主は形・空間のデザインにはこだわったが性能のデザインにはあまりこだわらず、その点は半信半疑で僕の提案通りに建築された。



性能のデザインはとても重要で例えば構造強度などもその中に入ると思うが、温度や湿度:空気のデザインはその中でも目に見えないので体感しかない。またバリアフリーとは数あれど温度のバリアフリーも健康や家を広く使える鍵になると考えている。写真はBe-h@usの外壁パネルの実物を展示用にカットした物で、ほぼ柱幅の断熱材が合板にサンドイッチされている。このパネルが工場で出来て送られ、現場ではボンッと軸組(柱・梁)の間にはめ込めば壁下地(そのままでも十分使用に耐える)と断熱工事が同時に終了する。


鈴木一彦/S設計工房

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コメント

はじめまして...。

これが、『高性能グラスウール』
というものですね。
『詰まっている』って感じで暖かそうですね。

たかさん、投稿有り難うございます。
上等なウールのコートを羽織っているようなものです。断熱材そのものの性能の良さと、パネルに押し込んで完成する機密性の良さで、Beは他社の追随を許さないと自負しています。

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