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設立趣旨

 我が国の住宅は海外の住宅に比べ、高価格で、しかも短命なものとなっています。それに加え、近年では建築物の設計ミスや構造偽装行為も問題となり、消費者は住宅というものに対し、大きな不安と懸念を抱いています。
 また、消費者と建築業者との間の利害、意識の隔たりも大きな問題となっています。消費者が自分の住宅を得ようとする際、ハウスメーカーや工務店、設計者等の建築業者の選択をすることはできます。しかし、あくまでも選択するのみであり、自分の家がどういった材料で、どのような建築方法で建てられるのかを、ほとんどの消費者は知りません。その結果、消費する側と建築する側に食い違いが生じ、消費者は自分の住むことになる住宅の建築を、建築する側の裁量に任せることしかできないでいます。

 上記の問題を解決するには、建築業者の技術の向上及び意識の改善と共に、消費者が住宅に関しての正しい知識を身につけ、単に業者を選択するのではなく、自らが建築に参加するという意識を持つことが必要と考えます。
 そこで、広く一般市民に対して、安全な住環境・住宅構造についての研究開発及び公表、住宅についてのセミナー・講演会の企画・開催を行い、住宅に関しての正しい知識を身につけていただきます。
 また、建築業者及び建築技術者に対して、建築についての連絡会の設置・運営、講習会の企画・開催を行うことで、建築技術者全体の技術の向上と、建築に対しての意識の改善を図ります。
 開設にあたっては、契約締結の面など事業の遂行上、法人格が必要となり、積極的に情報公開を行うことにより社会的信用を高めていくことのできる特定非営利活動法人が最適と考え、特定非営利活動法人BE-WORKS・新木造建築ネットワークを設立することにしました。
 当法人は、広く一般市民、建築業者及び建築技術者に対して、安全な住環境・住宅構造についての研究開発及び公表に関する事業、住宅についてのセミナー・講演会の企画・開催に関する事業、建築についての講習会の企画・開催に関する事業等を行い、経済活動の活性化と消費者の保護を図り、広く公益に寄与することを目的とし、社会に貢献していきたいと考えております。

コメント

新NPO「特定非営利活動法人BE-WORKS・新木造建築ネットワーク」の設立、おめでとうございます。今後とも期待をしています。

こんにちは
BeH@USに「過剰なまでに」期待を
持っていたモノです。
ド素人の戯言お許し下さい。

BeH@USの総括が無いまま
次のフェーズに移行するのは
既存クライアント、または
(格差は多分に有りますが)
BeH@USの「いち」ファンとして
簡単に(また勝手に)
納得できるものでは
有りません。

NPOというシステムが
「その正解」なのかどうか
時間を掛けなければ辿りつかない
ところだとは思いますが
ひとまず、「そこに移行するまで」
を、もう少し掘り下げたいとは
思いませんか?

単純なケンチクカニヨル
プレファブリケーションプラン
であれば「あぁそこまでか」
という感じですが
そうでは無いと思うからこそ
無様なまでも
「収支の」結果までをも
追いたいトコロです。

例えば、浅はかも過ぎますが
純粋営利団体として成り立たない
というのであれば
ソレをしっかり考えるべきでは
ないか?と思うのです。

言葉を選ばずに言うと
「非営利」で家が建ちますか?
非営利で設計できますか?
施工監理できますか?
もっと言ってしまうと
オママゴトライクな
家づくりワークショップで
終わらせていんですか
という感じです。

というか
ゴメンナサイ。
はっきり言うと
BeH@USでは
何が足りなかったんでしょうか?
「開設にあたって」のくだりを
何回も読み返してみましたが
設計者と住まい手
若しくは
建築家と施主
の関係にある
「一番イイトコロ」
「最も面白いトコロ」まで
先回りしすぎているのではないか?

家づくりは簡単では
無いと思います。
だからこそ
「安易すぎる」道しるべは
危険ではないかとも思います。
NPOという形式がそうとも。

※コメント未承認のまま
 非表示で構いません。

 少々アルコールの入った
 BeH@USファンです。
 乱文、意味不明お許し下さい。
 
 BeH@USには
 ユーザー以外にも
 極右過激的ファンが
 存在するのです(笑う)