Be-h@us の値段は本当に安いのかな?
Be-h@us の価格が下がったと言っても、柱1本3,280円、4メーターの梁1本13,850円などの値段を見ても、なかなか分かりにくい !
一軒の家ではどうなのだろう、との疑問をお持ちだろうと思います。
そこで以前から発表されているBe-kitを新価格で計算いたしました。
Be-kitの旧価格は何分にもBe-h@us草創時ですから、少し比較するのも無理があると思いますが、ここ数年の建築資材のきびしい値上がりを考えると、すごい魅力的な値段になったことがお分かりいただけると思います。
材料 | ブログ、本で発表した価格 | テックワンでの新価格 | 比率 |
躯体 | 1,330,620 | 1,469,030 | 110% |
金物 | 120,520 | 86,196 | 71% |
床 | 252,630 | 412,020 | 163% |
合計 | 1,703,770 | 1,967,246 | 115% |
これに、値下げしたBe-windowを加えますと、総合計ではなんと102%になります。
窓 | 1,355,000 | 1,160,000 | 86% |
総合計 | 3,058,770 | 3,127,246 | 102% |
(注)上記の金額には、運送費、開発費、消費税は含まれておりません。
理事長秋山東一のコメント :
現今、世の中では「軸組構造が先で、意匠設計が後」「プレカット工場が元請けになる!」なんぞの乱暴な記事まで見かけましたが、徐々に設計者が建物の構造について大きな責任を担わせられる方向であることは時代の趨勢かと思います。
そんな時代に、設計者が最初に軸組構造(事前に用意されたパターンとか)を選択し、そこから設計をスタートさせるという仕掛けを我々がサポートできればと考えています。
その性能を担保しうる「集成材・金物・パネル」の構造システムが公開され、その選択肢として Be-kit 的なものが用意されていることは必要なことではないかと考えています。