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2007年07月12日

Be-h@us の値段は本当に安いのかな?

Be-h@us の価格が下がったと言っても、柱1本3,280円、4メーターの梁1本13,850円などの値段を見ても、なかなか分かりにくい  !
一軒の家ではどうなのだろう、との疑問をお持ちだろうと思います。
そこで以前から発表されているBe-kitを新価格で計算いたしました。
Be-kitの旧価格は何分にもBe-h@us草創時ですから、少し比較するのも無理があると思いますが、ここ数年の建築資材のきびしい値上がりを考えると、すごい魅力的な値段になったことがお分かりいただけると思います。







材料ブログ、本で発表した価格テックワンでの新価格 比率
躯体1,330,6201,469,030110%
金物120,52086,19671%
床 252,630412,020163%
合計 1,703,7701,967,246115%

これに、値下げしたBe-windowを加えますと、総合計ではなんと102%になります。



1,355,0001,160,00086%
総合計3,058,7703,127,246102%

(注)上記の金額には、運送費、開発費、消費税は含まれておりません。

理事長秋山東一のコメント :
現今、世の中では「軸組構造が先で、意匠設計が後」「プレカット工場が元請けになる!」なんぞの乱暴な記事まで見かけましたが、徐々に設計者が建物の構造について大きな責任を担わせられる方向であることは時代の趨勢かと思います。
そんな時代に、設計者が最初に軸組構造(事前に用意されたパターンとか)を選択し、そこから設計をスタートさせるという仕掛けを我々がサポートできればと考えています。
その性能を担保しうる「集成材・金物・パネル」の構造システムが公開され、その選択肢として Be-kit 的なものが用意されていることは必要なことではないかと考えています。 

2007年07月11日

お待たせいたしました。Be-h@us の新しい価格表を掲載いたしました。

NPO Be-worksでは、今まで使っていたBe金物を同じ長所を持ったテックワンに変更する作業をしておりまして、取りあえずテックワンを使った構造材の値段を発表させて頂きました。
構造材の新価格は値上げを抑え、金物代も下がり、NPOならではの魅力あるものにすることが出来ました。
またBe-windowも以前よりかなり安くなっております、Be-h@us をお使いの方にだけBe-windowをこの価格で提供させて頂きます。

この価格に含まれていないのは、諸経費・輸送費・消費税です。
諸経費は構造材の契約に加算され、㈱タツミにお支払いいただきます。
一軒あたりの諸経費は、
 100平米以下は15万円
 100平米を超えるものは18万円です。

取引形態の概要ですが、お買いになる方は直接メーカーとご契約いただきます。
NPOとしても参考見積をお作りします。

NPOでは、ホームページ上でVector Worksを利用しての伏図キットを公開してまいります。このキットを使ってCADによる伏図を作成することも可能となります。
勿論、セルフビルダーやハーフビルダー、設計者、施工者のために伏図のお手伝いもしています。これらのことも諸経費のなかに含まれています。NPOの設計支援室をおたずね下さい。
(正確な見積をし、材料を発注するには、伏図が必要になります。)