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2006年11月13日

問合せ窓口

BE-WORKSの問合せ窓口を開設しました。


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ご質問、ご相談はお気軽にお寄せください。

2006年04月13日

Be-h@us は解体して再び組立てるというようなことは出来ますか。

もちろん可能です。解体するのは組立時と反対の工程をふめばいいのです。Be-h@us の骨組である集成材の柱・梁は【ホゾパイプ・Be金物】をピンで打ち込み緊結させていますが、そのピンを反対側からピンの径より小さいポンチ状のものではずせばよいのです。その後ボルト・ナットでついている金物を外します。パネル類・Be-windowsは全て釘打ちで、接着剤等の余計なものは使っていませんから、これも丁寧に組立・解体して再使用できます。

Be-h@us の規格から外れる場合、特別に構造設計をしていただけますか。

Be-h@us もまだまだ進化の過程の中にあり、規格、仕様をはずれることも想定し、必要ならば特別の設計もありえると考えています。
しかし、設問にあるような Be-h@us を材料の問題として捉えられると困ります。
Be-h@us の外壁パネルだけ使いたい、全体のシステムの一部を使いたいと言われても困るのです。 Be-h@us はその細部に至るまで、全体としての Be-h@us のシステムを構成するようにかんがえられているのです。

Be-h@us で3階建てはできますか。

構造計算をすることによって可能です。でも木造の3階ってものを無理して作るものでもないと考えています。最近、緩和されたロフト、天井裏物置で疑似的3階を作るとか、2階半で十分と思っています。3階建ならば1階を鉄骨造、コンクリート造として木造以外の構造を活かしたものにすべきと考えています。

Be-h@us は床板が天井仕上げ材を兼ねていますが、良い遮音の方法がありますか。

Be-h@usは二階の床板が一階の天井仕上げ材を兼ねていますが、大人の2世帯が住む場合や、音に敏感な受験生などが一緒に生活する時に、良い遮音の方法がありますか。
一階部分に天井を張ることが先ず第一にやらねばならないことです。これによって通常のレベルの性能ということになります。それ以上の性能を持つ上下階の遮音は、きちんとした遮音設計をしなければなりません。 上下階の問題は静かに維持されなければならない部屋の上には、いつも賑やかな子供室を配置しない等の、平面計画の問題があると思います。これこそ「設計」の問題です。

Be-h@us の家の中に、自動車を取り込みたいと思います。可能ですか。

もちろん可能です。ガレージのように1階の道路側に大きな開口をとらねばならない場合、在来木造軸組工法として耐力壁をどう配置するかにかかっています。間口のせまい面に、無理やりにガレージを作っているのを時折見つけますが、とにかく無理なく、上手な「設計」がいるのです。

Be-h@us は土台や柱、壁などへの防腐剤の散布は必要ないんですか。

現在の公庫の規定では外部木部への防腐剤の塗布が義務づけられています。Be-h@us は防腐剤を塗らないことを奨めています。その為、土台、パネル枠を腐りにくい米ヒバ材の集成材を使用しています。そのような考え、腐りにくい材料の使用、メンテナンスしやすい構造、それが正しい考えと思っています。公庫の規定がおいついてくるのも時間の問題です。 これは Be-h@us の先見性の証しみたいに考えていただいてもかまいません。

Be-h@us は床下蓄熱をしない時には、床下換気をしないんですか。

Be-h@us の標準である基礎の仕様は、立上がりと土間と一体になったベタ基礎です。断熱は外側が推奨されています。そして、その土間スラブの上に床組され床が構成されています。これは、いわゆる通常の床下換気を必要とする床構造と異なります。床は空間の中の浮き床として捉えられます。いわゆる床下空間は存在しないのです。床下換気は室内側にとられるのです。

Be-h@us で陸屋根にするときには、屋根の防水はどうするんですか。

昨今フラットルーフで間違いのない屋根防水はグラスファイバーでしょうか。でも、Be-h@us は新しい防水の考え方を探っています。一つは北海道で開発されたステンレス板のシームレス熔接の屋根です。屋根勾配を考えずに、唯々水平で、とかいいですね。もう一つは屋根といえば緑化屋根、屋根に草木が生え、そんな屋根が Be-h@us のスタンダードの一つになると考えています。

Be-h@us を建てるのに最小限必要な土地の面積はどれくらいでしょうか。

最小限何m2と云われても困りますが、メーターモジュールの Be-h@us としては出来ることと出来ないことがあります。細長い狭小敷地の場合、間口5.5m 程度は確保したいと考えています。これで、やっと4m 幅の Be-h@us が可能になるのです。でも、この最小限必要な・・・なる演題は「設計」の問題なのです。 メーターモジュールを進めていると、時々「尺モジュールなら入る(敷地に)のに」なんて声を聞きます。敷地に入ればいいというのはハウスメーカーぐらいにしておきましょう。その敷地に最も適した工法、作り方を選ぶべきです。工法が最初にあって、それを建てる土地という発想がおかしいのでありましょう。Be-h@us は、どうにでもなる、どうにでも崩せるというシステムではありません。しかし工夫次第、設計次第であることを忘れてはいけません。

Be-h@us を DIY するのに大事なことってありますか。

Be-h@us の土台が敷かれるコンクリートの基礎が一番大事です。Be-h@us はその全てが工場で加工され、大変寸法精度の高いものです。専用サッシュである Be-windows とのクリアランス1.5mmというくらいの精度ですから、コンクリート基礎も上部の Be-h@us と同じ精度を期待されます。コンクリートの基礎上面の精度、全体としての対角の精度、十分な精密さを要求されます。在来木造では上部の木造躯体の精度がそれほどありませんから、全体として誤魔化されてしまいますが、 Be-h@us では基礎の精度をそのまま拾い、外壁パネルが入れにくくなったり、上部で組立が困難な状態を生み出します。

Be-h@us はどこで作られているのですか。

Be-h@us の主要な材料、土台柱梁の集成材は、大断面の集成材で著明な秋田県能代の株式会社相澤銘木で作られています。柱梁の材は北欧のホワイトウッド、土台は北米の米ひば、全て板状の材料として輸入したものです。 相澤銘木は、それらを Be-h@us の集成材に加工しています。 それらの材料は北海道・新潟の工場に運ばれ加工されます。北海道の Be-h@us は道内の指定工場で、本州の Be-h@us はフォルクスAと同じ新潟県見附市の株式会社タツミで Be-h@us 部材として加工されます。金物と構造躯体とパネルまで同じ工場で作られ、そこから本州全域に運ばれます。

Be-h@us のサッシュ Be-windows はどんなサッシュですか。

Be-windows は国産木製サッシュメーカー、株式会社アイランドプロファイルに依頼して木製ペアガラス入りの木製サッシュを作っていただいています。アイランドプロファイルはヨーロッパの木製サッシュを日本の気候風土に合う形に長年努力してきた国産木製サッシュメーカーです。
Be-windows は Be-h@us の7種類の開口部、その開口部寸法に対してクリアランス1.5mmというような高精度のサッシュなのです。ドレーキップ、ヘーベシーベという高機能なヨーロッパ製の金物を使って、引き分け、引込みというような日本的な生活習慣に合った開口部を用意しています。確かに高価ですが、それに見合った性能を有しています。

Be-h@us の家はどうすれば手に入りますか。

現在、Be-h@us は株式会社ビー・ファクトリーと北海道ビー・ファクトリーがその供給を担っています。まずは Be-f@ctory のサイト be-haus.com のインフォにお訊ねください。 ユーザー、セルフビルダー、設計者、施工者で、皆、立場も異なり「手に入れる」という事自体も異なりましょう。 そんな人達が皆で一緒になって、自分にとって必要な Be-h@us を作りませんか。
フリーでオープンな Be-h@us は、そのシステムを皆で鍛えていこうという CITROHAN.net が作られています。誰でも入れますから、ぜひ CITROHAN.net にお入りください。そのメーリングリストで Be-h@us の作り方、家というものはどう作らねばならないのかを論議し、Be-h@us の理解を深め、自分の Be-h@us を作ることができると考えています。 又、あなたがユーザーであれば、そこに参加している設計者に設計を依頼することもできましょう。Be-h@us に習熟した設計者は、基本的な設計ができるのみならず、Be-h@us の設計支援ツール Be-tools によって伏図を作製し、自動的に部材金物の数量を拾い見積を作製し、スムーズに「 Be-h@us の家を手に入れる」ことができると考えています。

Be-h@us で OM の家はできますか。

もちろんできます。 2002年現在、「OMソーラー」自体も変化しつつあるようです。OMソーラー協会、加盟工務店もそろそろオープン化という方向に動き出したようです。OMソーラーシステムの Be-h@us にするにはOM加盟工務店に施工を依頼するというのが早道でしたが、Be-h@us と同じようにどこでも誰でもという方向へと向かっているように思います。DIY だって出来ちゃう Be-h@us ですからOMソーラーシステムも DIY でいけたらと考えます。

Be-h@us とフォルクスAとはどう違うのですか。

Be-h@us はフォルクスハウスの開発者、秋山東一と菅波貞男によって新たに2000年に作られました。
フォルクスハウスをより進化させるべく全てにわたって検討しなおされました。クレテックに変る新しい専用 Be 金物、柱に梁を取付ける「柱勝ち工法」から、柱の下に柱がくる「梁勝ち工法」への進化させ、全ての仕様においてフォルクスハウスではできなかったより高い性能を目指しました。
Be-h@us とOMソーラー協会のフォルクスAとの一番の違いは、ハードの進化と同時に、その考え、その思想にあります。
Be-h@us はフリーでオープンに誰にでも供給されるシステムだということです。それは完全な価格の公表、部品部材の仕様の公表、その上、サイトからはシステムの根幹をなすマニュアル類、そして設計支援ツールまで提供されています。
このようなシステムはフォルクスAに限らず、クローズな仕掛けに陥るのが常ですが、 Be-h@us はどこでも誰でも供給されます。設計者、施工者、そしてユーザー直接でも手に入れる事ができ、セルフビルドまで可能になったのです。

2006年04月06日

門扉やデッキをつくりたい時には、Be-h@usと同じ素材を購入できますか。

もちろん可能です。しかし、ガレージを Be-h@us で作るというのは分かりますが、門扉、フェンス、デッキとなると現状に Be-h@us の材料はホワイトウッドの集成材・針葉樹合板は不適です。将来的にはそんな部位をキット化して、もっとも外部に使うのに適当な材料(米桧とか)を使いたいと考えています。